ガンダムSEED DESTINY感想(1話〜)
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PHASE−25 罪の在処
◆今回よりOPが変更。歌は文句無し。今までの二曲とは違う感じの曲ですが、これはこれでい
いです。デスティニーガンダム、デストロイガンダム、新型フリーダムが公開されました。1カット
だけですがドム(?)の登場も気になります。タイトルバックに登場するMS、デスティニーだと思
っていたけど新型フリーダムでした。シン……(苦笑)。人間関係も更に複雑になりそうです。ア
スランの女難はまだまだ続きそうですねえ。頑張れ。

◆キラとアスランの対談は平行線のまま終わりました。アスランの「オーブへ戻れ」という意見は
正論ですが、今のカガリが戻ってもセイラン親子に利用されるだけ。このままではダメだという
事はキラ達も分かっているのですが、解決策は見出せない。さて、どうする?

◆レイの回想シーン、デュランダルと話していたあの金髪の男は、まさか!? そして彼と共に
いたという事は、やはり議長は……。

◆悪魔の所業を物語る連合の実験施設。前作に登場したクロトもここの出身だったんですね
(オルガとシャニも?)。シンの怒りはもっともですが、コーディネイターだって同じような事をして
いないとは限らない。レイの秘密が気になります。

◆アウルのブロックワードは「母さん」ですか。日常会話でチラッと出てくる言葉にしなくてもいい
のに……。ブロックワードって人為的には決められないのかな? アウルはパニくるし、ステラ
は勝手な行動をとるし、スティングとネオは大変ですね。中間管理職は辛い。

◆シンとアスラン、ガイアをKO。そしてついにシンはステラの正体を知りました。意外と早かっ
たな。「守る」と約束した相手が敵だと知って、これからシンはどう動くのか? 新OPではこの二
人は戦う事になりそうですが、その戦いの先にあるのは……?

◆次回は第二クール最終話。シンとステラの邂逅、そして大脱走? キラとラクスの語らいと、
アークエンジェル陣営の新たな動きにも注目。


PHASE−24 すれ違う視線
◆再会、そして新たな戦いへの序曲。今後の展開への布石がかなり打たれた回でした。

◆キラ達の行動に困惑し、怒りと苛立ちを抱くシン。これは当然ですね。もちろんキラ達はそん
なつもりは無かったのですが、戦いを拡大させてしまったのは事実。こういうところを「主人公の
行動だから」と誤魔化さず、作中できちんとツッコミを入れてくれるのは嬉しいです。誰だって間
違いを侵すし、その行動が必ずしも最良の結果を産むとは限らない。難しいものです。

◆またしても目の前で仲間を失ったアスラン。二年前はニコルを失い、キラと戦い、そして今は
シンに手を焼き、ハイネを殺され……。本当に友達運の無い人です。頑張れ。

◆アークエンジェル温泉、天使湯からの中継(笑)。バルトフェルドはきつねうどんを食べている
し、アークエンジェルの設備は和風になったみたいですね。オーブ脅威の技術力。ラクスとカガ
リの語らいは和やかだけど『深い』です。理想を実現する為には、まずは行動する事。挫けてい
る暇はありませんよ、カガリ。

◆アスランとミリアリア、偶然の再会。ミリアリアとディアッカの仲は進展していないようです。こ
のカップルは好きなので、ちょっと残念。ディアッカの名を聞いて不機嫌そうになったのは、彼が
連絡してくれないから?

◆キラとカガリ、そしてアスラン。久しぶりの再会ですが……。平和を訴えるデュランダル議長を
信じるアスランですが、キラは疑惑を抱く。まあ確かにあの声じゃなあ、というのは冗談ですが
(笑)、確かにラクス襲撃の黒幕が議長ならば、彼が『平和を願う好人物』とは思えない。もし今
までの全てが他者を欺く演技だとしたら、ジブリール以上に危険な存在です。さて、真相は?

◆これが恋する乙女の力なのか?(笑) ルナマリア大追跡。小型ヘリでセイバーを追い、盗聴
器でキラ達とアスランの会話を盗み聞き。恐るべし。MSパイロットより、こういう仕事の方が向
いているのでは? そしてミーアとラクスの真実を知る。偶然とはいえ真実を知ったルナマリア
はどう動くのか? 「あのラクス・クラインが偽者で、カガリさんとも別れた(?)のなら遠慮
する必要は無いわね」と大攻勢に打って出るのか? 人間関係にも注目です。

◆連合の施設を偵察するシンとレイは、不気味なポッドを発見。その中には……! 普段は冷
静なレイがあんなにうろたえるとは。やはり彼は……。

◆次回は謎の施設の正体が明らかに? そしてファントムペインとの戦い。シンとステラ、戦場
での再会はどういう結果を生むのか? ユウナは抱き枕を愛用しているようです。どんどんお笑
いキャラになっていくなあ(苦笑)。


PHASE−23 戦火の蔭
◆カガリの嘆きを受けたフリーダム大暴れ! というか強すぎ(笑)。新世代MSの立場は…。

◆戦闘を止める為、ストライクルージュで戦場に立つカガリ。ウズミの後継者として戦闘の中止
を唱えるその声は勇ましいが、現実は厳しい。ユウナには腹が立つけど、彼の言う事にも一理
あるんですよね。一方の陣営に組した以上、その陣営の為に頑張らなければならない。……こ
ういう事態を避ける為にウズミは中立政策を取ったのですが、それでも戦火に巻き込まれる事
は避けられなかった。ウズミの理想が叶う日は遠いようです。それよりもトダカ一佐の胃に穴が
開く日の方が早そうだな。中間管理職は大変です。

◆シン、フリーダムを見た時に何らかのリアクションを起こすものかと思ったのですが……普通
ですね。もしかして、嫌な記憶だから封印してしまったのか?(んなバカな)

◆守るべき国民に銃を向けられるカガリ。国の指導者としては最大の苦痛でしょうね。戦いを止
められない自分の無力さを嘆くカガリの顔は、見ていて哀しくなります。でもきっと、この経験が
彼女を成長させてくれる事でしょう。そしていつの日か……!

◆フリーダム最強伝説、再び。冒頭でも語りましたが本当に強すぎです。ガイア、アビスだけで
なくグフやインパルスまで一蹴! 公式HPで発表されたデスティニーガンダムやデストロイガン
ダムぐらいの「怪物」を出さないと勝てないな、これは。

◆ハイネ、散る。言ってくれないかなー、と思ってた「ザクとは違うんだよ! ザクとは」をノリノ
リで言ってくれたし(笑)、もう一話ぐらいは出てくれるかと思ったんですけど、残念です。西川さ
ん、お疲れ様でした。しかしまあ、何て悲惨な、そして今後への伏線を込めた最期なんだろう。
この事をシンが知ったら、当然ガイアを付け狙う様になる。でもガイアのパイロットは……。うー
ん、悲劇の予感がビリビリします。こういう予感は外れてほしいのですが。

◆次回はレイに何らかの動きが? そしてアスランとキラ、カガリ、ミリアリアの四人が再会。ザ
フトに所属し、道を違えてしまったアスランに、キラ達はどんな言葉をかけるのか?


PHASE−22 蒼天の剣
◆いよいよ中盤のクライマックスに突入。取り合えずミリアリア、初セリフおめでとうございます
(笑)。

◆劣勢を強いられている地球軍は、オーブ軍も前線に出してきました。利用されるのは分かり
切っているのですが、それでも軍人なので命令に従わなければならない。トダカさんたちも大変
ですね。

◆ハイネ、ミネルバ隊の間にあった『壁』をあっさり撃破。彼、今までいそうでいなかったキャラ
ですね。アスランにとってもいい兄貴分になりそうですが、死相がちらほら見えるのは、なぜだろ
う?(苦笑)

◆ステラ、シンの事を忘れてしまいました。戦闘マシンに記憶や感情は不要。果たして、本当に
そうでしょうか? 過去の記憶を煩わしく感じているようなネオの真意が気になります。シンから
貰ったハンカチを捨てるステラ。一方、シンはステラとの思い出の品を大切に瓶にしまっていま
す。対照的な描写が哀しく思えました。ステラがシンの事を思い出す日は来るのでしょうか?

◆シンのオーブに対する思いを見抜くアスラン。憎しみは愛情の裏返し。オーブでの日々が幸
せだったからこそ、今のオーブが許せない。その気持ちは分からないでもないですが……。

◆ユウナ、ウザ過ぎ(笑)。場の空気を読まないし、艦の護衛戦力まで前線に出しちゃって危機
に陥っているし。無能な上官って、敵以上に厄介ですね。トダカさん、胃に穴が開かなきゃいい
けど。

◆ミネルバの主砲を貫く閃光! その撃ち手は……フリーダム! いつ出るのかと思っていた
ら最後の最後に、しかも衝撃的な登場。爆炎渦巻く戦場に現れたキラたちの目的は?

◆次回はミネルバ対アークエンジェル、そしてインパルス対フリーダム? かつての友と今の仲
間の戦いを前にして、アスランはどう動くのか? カガリの動向と、初出撃となるハイネのグフに
も注目。


PHASE−21 さまよう眸
◆アスランとミーア、アスランとルナマリア、そしてシンとステラ。それぞれの関係が深まった回
でした。アスランにとっては災難ですが(苦笑)。

◆知らない間にベッドに潜り込む、大胆なパジャマ着てる、腕を組む、キスを迫る……。ミーア、
大攻勢をかけています。ルナマリア、ジェラシー爆発寸前です(笑)。でも、これだけやってもアス
ランが靡く可能性はゼロ。普通の男なら絶対に落ちているでしょう。凄いよ、アスラン。

◆ハイネ、ミネルバに正式に配属。議長はミネルバの戦力を強化する一方で、ナチュラルとコ
ーディネイターの融和政策を進めているようです。町の人たちはザフトを受け入れる一方、同じ
ナチュラルである地球軍を批判している。議長の政策は順調に進んでいるようですが、彼の最
終目的が分からないので褒める事が出来ないんですよね。議長、ゴメンなさい(笑)。

◆シンとステラ、運命の出会い。ブロックワードを言われて混乱するステラを抱きしめるシンは
今までで一番カッコよく見えました。夕方六時代のアニメとは思えないほどセクシーショット連発
でしたが(笑)、本当にいいシーン。でも、だからこそ今後の展開を考えると……。ステラとの再
会を約束したシン。確かにこの二人は再び出会うでしょう。戦場で、敵同士として。「俺が守るか
ら」と約束した相手と戦う事になりそうなシン、その時に彼が取る行動は?

◆シン、さり気なくスティング、アウルとも初顔合わせですね。ステラを含めたこの三人との戦い
は見ている方には辛くなりそうです。三人とも、前作のディアッカみたいに味方になってくれれば
いいんだけど、無理だろうなあ。残念。

◆次回は地球軍に組したオーブ軍との戦い。かつての故国、今は憎しみの対象となった国との
戦いにシンは何を思うのか? そして、ついにアークエンジェル&フリーダムが動く! 彼らはシ
ンの敵となるのか、それとも……。


PHASE−20 PAST
◆今回は前作の映像も使用したシンの回想話。ぶっちゃけ総集編(苦笑)。でも、シンの現在の
心境を理解する上では重要な話かも。あとトダカさんファンにとっても重要な話ですね。

◆キラたちが戦っていた時の平和なオーブ。その頃のシンにとって、戦争とはニュース映像の
向こう側の出来事に過ぎなかった。これは現在の日本の状況にも似ていますね。日本だって、
今の平和がこのまま続くという保証は無い(隣国が反日国家ばかりだからねえ)。シン・アスカの
存在はフィクションだけど、いつ「本当」になってもおかしくない。そう考えると、シンの心境は理
解できなくも無いのですが……。

◆今回はトダカさん大活躍。失意のシンを励ましただけでなく(あまり効果は無かったみたいだ
けど)、シンのプラント行きにも関わっていたとは。トダカさんだって、祖国を失って大変だったろ
うに、シンの事を気遣って……。素晴らしい人です。オーブ近海での戦闘は、お互い思わぬ再
会だったんですね。この二人が再び顔を合わせる時はあるのか? そしてその時、シンはどん
な道を歩いているのか?

◆CMでついに新ガンダムが披露されました。その名はデスティニーガンダム! ……まんまだ
な(笑)。まあフリーダムやジャスティスだって、名前を最初に聞いた時は「?」でしたけど、今は
馴染んでるし、いいか。

◆次回は……ついにこの時が来ました! シンとステラ、アーモリーワン以来の再会。今回の
回想はシンの現在の心境を露にして、次回からのシンの変化を盛り上げるための布石だった
のかな? だとしたら凄い。さて、この出会いが呼ぶものは悲劇か、それとも…? すっごく楽し
みです。


PHASE−19 見えない真実
◆今回の副題は「議長、恐るべし」。もしくは「アスランの受難」(笑)。

◆ピンクザクの手の上で、ノリノリに歌うミーア。そりゃあアスランじゃなくてもビックリしますよ。
基地の兵士も、アーサーやヴィーノたちもノリノリだし。みんないい具合に頭の中が蕩けていま
す。ザフトの行く末が心配です。いやマジで。

◆ミリアリア、再び登場。世界中を飛び回っているみたいですね。お元気そうで何より。でも、ま
たセリフが無い(涙)。

◆アスラン争奪戦についにメイリンも参戦! 本人はカガリ一筋なのに、周りは放っておいてく
れない。確かにミネルバの男性陣って、ちょっと問題ありな人たちばかりだからなあ(シン…ガ
キ&シスコン気味、レイ…議長にラブラブ(苦笑)、アーサー…論外)。アスランに女性人気が集
中するのも無理ないか。頑張れ、アスラン。

◆ハイネ&グフ登場。今回は顔見せ程度でしたね。本格的な活躍はミネルバに乗ってからでし
ょうか?

◆今回の主役はデュランダル議長。レイとは何やら奇妙な関係のようだし、ロゴスの存在を掴
んでいるし、アスランを通じてアークエンジェルの情報を手に入れようとしているし、まさに「議
長、恐るべし」。腹の底がまったく読めないキャラです。怪しすぎて、逆に怪しくない。いや、やっ
ぱり怪しい。彼の真意が明らかになる時が最終決戦の始まりなのかな? ううむ。

◆戦争は日常時より武器や物資を消耗します。不足した武器や物資を売って儲ける。それだけ
なら問題は無いと思います。人命という点をあえて無視すれば、戦争は最高の『商売』のチャン
スです。問題なのは、武器を売るために戦争を起こそうとする事。『商売』が人の命より優先さ
れてしまうという異常な行為。主義も主張も関係ない、ただ金儲けの為だけに人の命を奪い、そ
の運命を弄ぶ者たち。それがロゴス。戦争によって家族を失ったシンにとっては、絶対に許せ
ない存在のはず。でも、今のシンはロゴスと戦う気は無いみたいだし、その気になったとしても
相手にもならないでしょう。ロゴスは人類の闇そのものとも言うべき存在。それに立ち向かうに
はシンはあまりに幼く、弱い。さて、これからどうなるのか。シンは世界の運命を変える程の人
間に成長するのか、それとも…?

◆次回のタイトルは「PAST」。「過去」というその言葉の意味どおり、シンの過去話になりそうで
す。オーブ脱出後の彼の軌跡が明かされるのでしょうか? 期待しています。


PHASE−18 ローエングリンを討て!
◆難攻不落のローエングリン砲台を攻略するため、困難な作戦に挑むシン。実際、大活躍しま
した。まるで主人公みたいだ…って、彼が主人公です(笑)。

◆レジスタンスの少女コニールを迎え入れてのブリーフィング。アスランに反抗するシン、まんま
反抗期の子供ですねえ。ルナマリアの話では、プラントのアカデミーの頃からこんな感じだった
そうです。教官たちからの受けは悪かったでしょうね。よく赤服になれたなあ。デュランダル議長
が裏で動いたのかな?(何でもかんでも議長のせいにしないように)

◆お子様なシンを煽て、叱り、上手く乗せるアスラン。ザラ隊での経験を生かしているのでしょう
か? あの隊にも問題児がいましたからねえ(笑)。

◆攻略作戦開始。インパルスの分離機能が役に立ちましたね。マップだけを頼りに狭い谷を抜
けるシン、パイロットとしての技量は高いんですよねえ。文句を言いながらも仕事はきっちりやる
し、これで性格が良ければ……。彼の精神面の成長はこれからのお楽しみ、という事で。

◆地球軍の新型MAゲルズゲー。人型の上半身と、虫の様な下半身という組み合わせに萌え。
地球軍MAのデザインセンスは、いい具合にイカレています。ゲテモノ兵器、バンザイ。

◆シンの大活躍で要塞は攻略され、地球軍も撤退。英雄扱いされ笑顔を向けるシン。彼はいい
意味でも悪い意味でも純粋です。一方、アスランは浮かない顔。自分達の勝利によって死んだ
者もいますから、浮かれる事は出来ない。それでも自分の心情を押し殺して、頑張ったシンを
労う。大人ですね。

◆今回の戦いは勝利しましたが、次回は新たな激闘(?)の予感。ミーア襲来! 議長、地球に
立つ! 新キャラ・ハイネ登場! 特にハイネは第二クールの展開の鍵を握りそうなキャラなの
で楽しみです。西川貴教さん、頑張ってください。MSも、ミーア専用ザクウォーリアと新型機グ
フイグナイテッドが登場します。………ミーアザク、まさかアニメに出るとは。プラモだけの登場
だと思っていたのでビックリしました。もう何が出ても驚きませんよ、私は(苦笑)。


PHASE−17 戦士の条件
◆戦闘シーンは無かったのですが、色々な意味で「面白い」回でした。いえ、ルナマリアのシャ
ワーシーンがあったからじゃありませんよ(笑)。

◆スカンジナビア沖に身を潜めるアークエンジェル。報復行動に出ないデュランダルを評価しつ
つも、ラクスの暗殺未遂やミーアの件もあり、イマイチ信用できないようです。特にキラは不信
感丸出し。まあ当然ですね。彼らは知らないけど、アスランも誑かされちゃったし。今のアスラン
を見たら、キラやカガリはどう思うだろう? 眠れる大天使が動くのはいつ?

◆「静かな夜に」ハイテンションバージョン(正式な名前は「Quiet Night C.E73」)を歌うミーアは見
てて楽しい。それにしても以前のラクスと芸風変わりすぎなのに、なぜ誰も気付かない(笑)。そ
う思っていたら、ミネルバの少年整備員たち(ヨウラン&ヴィーノ)が話してましたね。でも、服装
とかイメージチェンジとかそういう次元じゃないから。完全に別人だから。女性の魅力は胸の大
きさだけで決まるものではありませんよ。

◆ユーラシア西方(アラビア地方)とジブラルタルを繋ぐルートを切り開くため、ミネルバは地球
軍の基地を攻撃することに。立ちはだかるローエングリン。強力なモビルアーマー。激闘の予感
がします。楽しみです。

◆今回の最大の見せ場、シンとアスランの会話。先の戦いで私情で行動してしまったシンに、ア
スランは母の仇を討つためにザフトに入った自分の昔の姿を重ねているのでしょうか? 確か
に、その結果、アスランはキラと殺し合ってしまったし、私情を優先させたパトリックとアズラエル
のせいで先の戦いは殲滅戦になってしまいましたからね。アスランは私情で戦う事の危険性を
誰よりも良く知っている。だからシンを諌めたのでしょう。事の善悪はともかく、短絡的に力を振
るってはならない。力を持つ者は、力を使う事の危険性も知らなければならない。難しいけど、
それを守らなければ、軍人はただの殺戮者になってしまいますから。

◆今回の最大の笑いどころ、ルナマリアのスカートを勝手に試着するメイリン。サイズが合わな
いところが面白かったです。本人にとっては深刻な問題でしょうけどね。頑張れ!(笑)

◆次回はローエングリンの砲台を巡る攻防戦。女の子の新キャラ登場、そしてコアスプレンダ
ーが大活躍?


PHASE−16 インド洋の死闘
◆総集編を間に挟んだので、実質二週ぶりの本編。戦闘場面が多くて、MSファンとしては満足
しました。特にアビスは初めてMA形態を披露。水中という最も得意とするフィールドを舞台に、
レイとルナマリアを圧倒し、戦艦も落とす大活躍。こいつを水中で倒すのは無理かも。

◆ネオ、専用ウィンダムで出撃。雲に隠れたり、フォーメーションを組んだり、歴戦のパイロット
らしく、したたかに戦いますね。アスランもセイバーで初戦闘。スティングとライバル関係になる
のかな?

◆留守番で出番無し、と思っていたステラもネオのピンチを救うために乱入。シンのインパルス
を眼の敵にしていますね。この二人の出会い(正確には再会)が楽しみになってきました。

◆やられまくっていたウィンダム。スペック上ではザクとほぼ互角らしいけど、本当かな? い
や、ネオのウィンダムはインパルスを相手に善戦してたから、パイロットの腕の問題なのかも。

◆地球軍の基地を破壊し、強制労働されていた人たちを救うシン。人間としては正しい行為で
すが、軍の戦士としては「命令逸脱行為」で「やり過ぎ」。戦いの辛さと厳しさを知るアスランが怒
るのも無理はありません。力はあるけど精神的に未熟なシンを、アスランが導く事になりそうで
すね。

◆次回は戦いはお休みみたいですね。オーブを脱出したキラ達のその後が明らかになるみた
いです。迷えるアークエンジェルの行く先は? シンとアスランの会話に注目。


SEED DESTINY EDITED
◆サイ・アーガイル役の白鳥哲さんのナレーションで第15話までの展開を振り返る総集編。前
半はユニウスセブンでの攻防が中心、後半はその後の世界情勢を短いながらも上手くまとめて
います。

◆世界情勢を表す際に地図が入っています。それを見ると……うわあ、地球がほとんど緑(地
球連合側)。前大戦で中立だった赤道連合なども、オーブと同じ道を選んだんですね。ザフト側
についている大洋州連合(オーストラリア)などは大丈夫なのかな? カーペンタリア基地もある
から、地球軍の総攻撃を受けそうなんだけど。

◆見事なまでに「総集編」だったので、特に書く事が無いなあ(笑)。むしろ次回予告に燃え。水
中用MSであるアビスがいよいよ本領発揮。ネオも専用のウィンダムに乗って、シンやレイと対
決? 三人組も久々に暴れてくれるようで、期待しています。


PHASE−15 戦場への帰還
◆OP、オーブに戻ったアスランがムラサメと戦闘に。新たな道を歩くアスランが戦う最初の相
手が、かつていた国のMSとは凄い皮肉。

◆婚姻会場から連れ出された事に激昂するカガリ。これは当然と言えば当然ですね。自分で考
えて、苦悩して、国の為と思って決めた結婚なのに、それを否定されたのだから(しかも違法手
段で)。でも、キラの言う事ももっとも。オーブを焼かない為に大西洋連邦と手を組む、という事
はプラントを攻撃する事でもあり、それは「被害者になりたくないから加害者になる」という事と
同じ。これでは悲劇の連鎖は止まらないし、本当の意味で戦争は終わりません。果たしてキラ
達は、今度こそ『答え』を見つけられるのか?

◆アスランはミネルバに合流。フェイスの一員となったタリアと共にスエズに向かう事に。戦乱に
包まれるスエズで、デュランダルはミネルバの一行に何をさせようというのか。議長の考えが分
からない。だから面白いんですけど。

◆ルナマリア、傷心のアスランに攻撃開始(苦笑)。セイバーの操縦席を除きこむ際の後ろから
の絵がエロいなあ(コラコラ)。確かにアスランはいい奴ですが、やめておいた方がいいと思いま
すよ。カガリやミーアなど、敵が多いから。ん? メイリンがアスランのデータを見てる。えっ、ま
さか彼女も!? だとしたらアスラン、女難過ぎる。カガリとの再会は、お互い笑顔で迎えてほし
いものです。

◆ネオとステラとアウルが久々に『セリフつき』で登場(スティング……。頑張れ)。ネオは最後の
一言だけだけど、非常にインパクトがありました。「子猫ちゃん」って、やっぱりネオ=『彼』なの
か?

◆次週の放送は総集編。サイ・アーガイル役の白鳥哲さんがナレーターを勤めるという事で、そ
の点では楽しみです。感想は……うーん、どうしよう?


PHASE−14 明日への出航
◆今話より第二クール開始。という訳で(?)、OPとEDが変更されました。思ったより使い回し
が少なかったかな?(笑。八割は使い回しだと思っていたので) 「ネオとマリュー、戦場で再会
するのか?」とか「バルトフェルドのMS、金色かい!(笑)」とか「シンの新ガンダムとフリーダム
が出会うシーンの背後のMSは?」など、気になる点も多く、楽しいOPです。あ、歌ももちろんい
いですよ。新人さんという事で少し不安だったのですが、こちらはバッチリでした。

◆いつもより回想シーンが多いなあ(苦笑)。いや、カガリの葛藤を表現するためには仕方ない
んでしょうけど、やっぱりちょっと残念……。

◆カガリが思い出したのはアスラン、ウズミ、シン。いずれもカガリの心に多大な影響を与えて
いる男たちです。アスランは愛情を、ウズミは理想を、そしてシンは憎しみをカガリに与えた。ウ
ズミの理想を継ぎ、シンの憎しみを強く受け止め、そしてアスランとラブラブに。これがカガリに
とってのハッピーエンドなんだろうけど、道は険しそうです。

◆国の為に望まぬ結婚をするカガリを救うため、そして混沌の世界を救うため、アークエンジェ
ル発進! 花嫁強奪に飛ぶフリーダムがカッコ良く、カガリの陰に隠れてうろたえるユウナがカ
ッコ悪くて、面白かったです。花嫁を結婚式の途中でかっさらわれる。男にとっては最大級の屈
辱ですね。ざまあみろ(笑)。

◆第12話でカッコいい事を言っていたオーブ艦隊の艦長さん、再登場(名前はトダカ。階級は
一佐)。ああ、やっぱりカッコいいなあ。こういう人の下で働きたい。他の艦長さんたちも敬礼で
アークエンジェルを送り出しているし、オーブ軍は好感の持てる人ばかりだなあ。いつかアーク
エンジェルと共闘してほしいものです。

◆新EDは完全新作。向かい合うもの達の関係を考えると、ちょっと面白いかも。歌の方もいう
事なし。次回はアスランがミネルバと合流するようですね。アークエンジェルの行き先も気になり
ます。ああ、楽しみだ。

◆……あ、そういえば今回、シンは回想しか出番が無かったな。第二クールでも彼は目立てな
いのだろうか?(苦笑)


PHASE−13 よみがえる翼
◆2005年度最初の話にして、第一クール最終話。怒涛の第一クールをしめくくり、かつ第二ク
ールへの期待感を盛り上げる内容でした。

◆なぜインパルスのパイロットがレイではなくシンなのか。やっぱりみんな疑問に思ってたんで
すね(笑)。デュランダル議長はDNA解析の専門家だそうですが、シンの遺伝子を解析して、彼
がSEED持ちだと分かった? SEEDって科学的に分かるものなのかな?

◆ユウナの理屈はもっともですが、カガリは納得は出来ない。大国に屈し、それに盲従する事
が正しい事なのか。本当にオーブの為になる事なのか。理想を実現させる為には、今のカガリ
には圧倒的に力が足りない。一番側にいてほしい人はいないし、カガリの受難は続きます。第
二クールでは彼女に成長してほしいんですけどね。

◆バルトフェルドさん、マリューさんにプロポーズ!? やるなあ(笑)。お互いに戦争で「大切な
人」を失った者同士。どちらにも幸せになってほしい。平穏な暮らしを望むマリューさんですが、
時代はそれを許さない。

◆ザフト特殊部隊、急襲! 狙いはラクス。恐らくはデュランダル議長の指示でしょうね。ラクス
が死ねば、ミーアが『本物のラクス』になれますから。この話の流れだと、「戦争を回避しようとし
て、実は戦争を望んでいる」ような議長がラスボスになりそうです(気が早いか)。

◆コーディネイターの、しかも訓練された兵士と互角以上に渡り合うマリューさんは凄い。バルト
フェルド隊長の左腕のサイコガンについてはノーコメント(笑)。日常生活は大変そうだなあ。

◆ラクスを、そしてみんなを守る為に、キラ・ヤマト、フリーダムで出撃! うーん、燃える。前回
のシンの活躍にはちょっとスッキリしないところもありましたが、今回はかなり燃えました。さす
が前主人公。それにしてもキラとラクス、子供たちの見てる前で、しかもあの状況下で抱き合う
とは。恐るべしバカップル(笑)。

◆次回はユウナとカガリの結婚式。って、おいおいおい! この二人の結婚なんてSEEDファン
は望んでいないぞ。という訳でアークエンジェル復活!(いや、それはちょっと違うから) ノイマ
ンたち旧クルーも再び登場するようで楽しみ。……あれ、サイは? 忘れられてる?


PHASE−12 血に染まる海
◆2004年度のSEEDデスティニーはこの話で終了。第一クール最大の激闘が繰り広げられ
ました。

◆オーブを出港したミネルバですが、その行く手を地球軍艦隊が通せんぼ。更に後方からはオ
ーブ艦隊も。前門の虎、後門の狼。この苦境に冷静に対応するタリア艦長はさすがです。オロ
オロうろたえるアーサーの気持ちも分かるけど、艦長にはどっしり構えていてもらわないと乗員
は不安ですから。

◆ウィンダムとダガーLの大軍に続いて、地球軍の新型MAザムザザー登場。前回の予告でマ
リューさんに名前を呼ばれた(笑)文字通りの「大型ルーキー」。こいつ、強すぎです。陽電子砲
跳ね返すわ、格闘能力は高いわ。隙が無い。こいつが量産されたら地球軍の勝利は間違いな
し?(三人もパイロットを必要とするから、その可能性は無さそうだけど)

◆代表であるカガリを保護してくれた上、ユニウスセブンを破壊してくれたミネルバを、ユウナは
「政治的判断」であっさり見捨てます。いや、これは人としても政府の対応としても間違っている
でしょう。ユウナの底が見えましたね。取り合えずユウナの判断を「恩知らず」と言い切り、攻撃
を威嚇レベルに押しとどめたオーブ艦隊の艦長さんに燃え&萌え(マテ)。

◆敵の数は多いわ、ザムザザーは強いわでミネルバは絶体絶命。危機的状況の中、ついにシ
ンが覚醒! 圧倒的な力でザムザ・ザーを倒し、地球軍艦隊を退かせます。シン、主人公の面
目を回復させるほどの大活躍ですが……どうもすっきりしない。むしろ強大な力に目覚めてしま
ったシンの行く末に不安を感じてしまう。なぜなら、彼の心は未だ憎しみに支配されているから。
自らの心の闇に捕らわれたまま、シンはどこへ行くのか?

◆デュートリオンビーム送電システムって、「ナデシコ」のエステバリスのように常にビームを発
しているのではなく、エネルギー切れになったら充電するシステムだったんですね。インパルス
のパーツ換装もスムーズに行なわれ、「効率のいい」一面を見せてくれました。

◆アスラン、ザフトへ復帰。といっても正規軍ではなく、議長直属の部隊『FATH(フェイズ)』の
一員としてです。最新MSを与えた上、自分の判断で行動してもいい、とはデュランダル議長も
気前がいいですな。アスランはミネルバと合流するようですが、彼がシンの心の闇を晴らしてく
れるのか? 気をつけろアスラン、ルナマリアが君を狙っているぞ!(笑)

◆次回は……来た! キラ・ヤマト、フリーダム復活! 第一クール最終話に相応しい話になり
そうです。


PHASE−11 選びし道
◆カガリファン、そしてアスカガファンにとっては辛い展開が続いていますが、今回も試練の回と
なりました。

◆ジブリールの計画は修正を余儀なくされたようです。ただし、穏便な方向にではなく、更に過
激な方向に突き進んでいく模様。アズラエルといいこいつといい、ブルコスのトップはこんな奴に
しかなれないのか。組織としては終わってますね。

◆オーブは大西洋連邦と手を結ぶ事を選択しました。確かにこれはセイラン親子の言うとおり
ではあるのですが……。この二人が本気で国民やカガリの事を考えているとは、どうしても思え
ないんですよねえ。特にユウナは。緊急時には国民見捨てて逃亡しそうなタイプ。というのは勘
ぐり過ぎだろうか?

◆アスランはイザーク、ディアッカと再会。墓地に立ち並ぶ墓標。遺体が収められていない墓の
方が多いでしょうね。ニコルたちの墓参りをするシーンは哀しいものがあります。イザークはプラ
ントに戻れと言いますが、アスランはまだ悩む。戻ったところで自分に何が出来るのか? そし
て、戻る事が正しい事なのか?

◆地球軍の核攻撃を受けて、ついにザフトも動き出す。デュランダルは戦火を広げるつもりは
無いようですが、ユウナの言うとおり、一度放たれた火種はどこまで燃え広がるか分からないも
の。戦争で大変なのは始める事でも勝つ事でもなく、終わらせる事だという言葉がありますが、
まさにそのとおり。自分たちに少しでも有利な立場で終わらせる事が出来ればいいのですが
(例・日清戦争や日露戦争での日本)、終わらせる時を間違えたら……。

◆カガリを誑かし(苦笑)、強引に結婚話を進めるユウナ。でも、彼がカガリを愛しているのでは
なく、単に利用しようとしているだけなのは明白ですね。それでも立場上、カガリには拒む事は
出来ない。ええい、こんな時にアスランは何やってるんだ! 二人の絆の証である指輪の輝き
が消えない事を願いますが、果たして?

◆ミネルバに危機を報せるバルトフェルド。微笑むマリューさんが妙に可愛かった。ムウさんが
死んで二年、こういう顔が出来るようになったんですね。やっぱりバルトフェルドが色々と支えて
あげたのかな? マリューさんには幸せになって欲しいけど、色々と複雑な気分です。

◆カガリに辛い言葉を浴びせるシン。いくら影が薄いからって、こういう形で目立たなくてもいい
じゃないか(笑)。気持ちは分かるけどね。

◆次回は久々にインパルスが登場。オーブ近海での大バトル! そして、シンが…!?


PHASE−10 父の呪縛
◆冒頭で地球から核の光を見るキラ。その脳裏にはクルーゼの姿が。また同じ事を繰り返すの
か。そして、今度こそ世界は滅びるというのか。

◆戦争の機運が高まるプラント。ほとんどの人たちが報復を望んでいるようですが、戦争に反
対する声もあるのはリアルだと思います。人の意見は様々ですから。

◆しかし本当にシンは出番が少ないなあ。開戦に対してカガリと同じようなアクションを取らせた
のは、この二人が本質的には似ているという事でしょうか?

◆デュランダル議長、池田氏の演技のせいもあるのでしょうが、そこいらの政治家とは格が違
いますね。自らの信念は曲げないが、それでもやるべき事はやるし、汚い手を使う事も厭わな
い。非常に有能だし、頼もしいんだけど、どうしても心から信用できないんですよねえ。これも池
田氏のせいです(苦笑)。

◆偽ラクス、ラクツーなどと呼ばれているミーア・キャンベル。戦意を高める為に使われるのか
と思っていましたけど、違いましたね。もっとも今後は分かりませんが……。

◆セイバーガンダム、10話目にしてようやく登場。この場面が前作でラクスがキラにフリーダム
を託すシーンに似ているのは、あえてそうしているのでしょうね。上手い演出だと思います。これ
をアスランに託すデュランダルの真意は? 言葉どおりに受け取れないのも、やっぱり池田氏
のせい(苦笑)。セイバーはその名の通り、世界を救う存在と成り得るのか?(英語のスペルを
見ると、セイバーガンダムの「セイバー」は「剣・サーベル」のセイバー(Saber)ではなく、「救世
主」「救助者」(Savior)という意味の方です)

◆ミーアは洗脳されているのではなく、自分の意志でラクスのふりをしているんですね。彼女本
人は純粋にラクスのファンで、平和を願っているみたいですけど、彼女の後ろにいるデュランダ
ルは……どうなるんだろう? 番組後半で暴走したデュランダルに反抗して、アスランと手に手
を取って脱走、という事もあるかも。

◆次回はオーブが主な舞台になりそうです。失意のカガリにセイラン親子の魔の手が迫る!っ
て書くと卑猥な感じがするな。でも、結構真実かも(苦笑)。


PHASE−09 驕れる牙
◆歴史は繰り返す。ついに開戦です。そして、やっぱりゲイツじゃ無理でした(苦笑)。

◆スタッフのコメントによれば、今回のガンダムは「戦争はなぜ起こるのか」「如何にして戦争が
始まるのか」という点を重視しているとの事です。なので開戦そのものはもう少し先で、それまで
の過程をじっくり現すのでは、と思っていましたが、意外に早く開戦しました。でも現実も、戦争
の原因ってバカバカしいくらいに単純なものが多いからなあ。これでいいのかも。当初のテーマ
を消化した、これからの展開に注目。

◆理不尽な要求を突きつけ、戦争を始めようとする地球連合。その裏で動くジブリール。ですが
今回、そのジブリールもまた、とある組織(ブルコスとは別)の一員である事が判明しました。世
界を動かす真の闇、その名はロゴス。世界的規模を誇るブルーコスモスでさえ、この組織の手
駒に過ぎないのか?

◆ザフトの軍人として、再びナチュラルと戦うイザークとディアッカ。どちらも複雑な心境でしょう
ね。特にディアッカは。

◆地球軍の新MS、ウィンダム登場。やけにデカい砲戦パックだなあ、と思ったら核ミサイル入
りでした。こんなの一朝一夕では用意できないから、連合はユニウス条約守る気なんか全然無
かったんですね。まあ、プラントもその対抗手段(ニュートロン・スタンピーダー)を用意している
のだから、どっちもどっちか。

◆オレンジザクファントム、大活躍。でもパイロットは誰なんだろう? やっぱり…あの人?

◆『もう一人のラクス』が登場。EDによれば、彼女の本名はミーア・キャンベル。彼女、何者な
んでしょう? そしてなぜ、偽のラクスをやっているのでしょう? 「ラクス・クライン」という役を演
じているのか、それとも自分が本物のラクスだと思い込んでいるのか。その辺りが微妙。それに
してもアスラン、なぜおかしいと気付かない。本物のラクスと比べて少し言葉遣いがおかしいし、
明らかに胸の大きさが違うだろ(笑)。偽ハロがレッドカラーなのは、議長の趣味?

◆次回は偽ラクスことミーアさんのオン・ステージ。そしてついに、セイバー登場! この機体を
アスランに託すデュランダルの真意は?


PHASE−08 ジャンクション
◆今回は戦闘場面無し(映像以外)。インパルスも登場しません。でも、面白かったです。

◆オーブ宰相ウナト・エマ・セイランと、その息子ユウナ・ロマ・セイラン登場。ウナトは大西洋連
邦寄りの人物。中立主義を掲げるウズミ様の時代は、冷遇されていたんだろうなあ。ユウナは
カガリの婚約者だそうです。なのでアスランに敵愾心バリバリ。うーん、分かり易い人だ。政治
家としては優秀そうだけど、アスカガファンからは嫌われるだろうなあ。私もあまり好きじゃない
(苦笑)。

◆マリューさん&バルトフェルドさん登場。ついでに(苦笑)マードックさんも。マリューさんもアス
ラン同様、偽名を使っているんですね。ちょっと驚きましたが、亡命者が本名で行動すると色々
と問題になりそうだし、当然の事か。タリアとマリュー、新旧艦長の語らいは面白かったです。マ
リューの言葉には、前大戦の経験者としての重みを感じます。動乱の時代を迎えて、平和の国
も戦乱に包まれそう。マリューたちの動向にも注目。

◆ユニウスセブンの落下によって、地球はコーディネイターへの憎悪に包まれています。何とか
したいカガリですが、ウナトたちの『正論』に対抗する事は出来ません。愛するアスランもカガリ
と離れて、プラントに行く事を決意。カガリにとっては試練の時が続きます。でも、これも全ては
カガリが一人前の指導者として成長する為の試練なのでしょうね。アスランの愛を胸に、頑張れ
カガリ! 番組後半の彼女が楽しみです(気が早いな)。

◆何の盛り上がりも無く、あっさり大切な指輪を渡すアスランに笑。実に彼らしい。赤面しながら
も受け取るカガリにも笑。バカップル街道一直線です。でも、この二人には幸せになってほしい
なあ。

◆そして思わぬイベント。シンとキラ、運命の出会い。でもお互いの素性は知らないままで別れ
ました。次に会うのは……戦場?

◆予告コメント。いや、ゲイツじゃ無理だと思います(笑)。悪いMSじゃないんだけどね。


PHASE−07 混迷の大地
◆ユニウスセブンの破片落下によって、世界各地で大クライシス。その様子を見ているジブリー
ルは意外と冷静。こいつはきっと、目的のためなら味方も見殺しにするタイプですね。まさに悪
役。素晴らしい。倒し甲斐がありそうです。

◆カガリ対シン、第三ラウンド(苦笑)。カガリの発言には私もシン同様「何を呑気な事を言って
るんだ、こいつは」と思いましたが、ああ、そうか、この時点では事件が人為的だって事を知って
いるのはシンとアスランだけだったんだ。それを念頭において見返してみると、カガリはカガリな
りにアスランを励まそうとしていたんですね。それでもタイミングが悪いなあ。今回はシンの勝
ち。でもシン、確実に前作ファンからの好感度はダウンしているぞ。特にアスカガファンからは
目の敵にされていそう。頑張れ。

◆デュランダルの隣にいる女性は、まさか……? 議長、さすがに打つ手が早いけど、あの映
像はマズすぎる。まさに嵐の予感。キラもいよいよ動くのか?

◆アスランとの親密度を着実に上げているルナマリア。恐ろしい娘…!(笑) でも、実はシンも
侮れない。アスランに対しては敬意を持ち始めているようで。私は別にアスランファンじゃないん
ですけど、迷い苦しんでいるアスランを見ていると、こちらも重い気分になる。バカな事を考えな
きゃいいけど。

◆次回、ミネルバはオーブに到着。オーブの現政治体制が明らかになるようです。シンにとって
は望まぬ帰郷。そしてアスランはキラと再会(と言っても、SEED最終巻の映像特典を見ると、
この二人はしょっちゅう会ってそうだけど)。嵐がいよいよ吹くのか?


PHASE−06 世界の終わる時
◆ディアッカの「グゥレイト!」が聞けただけで嬉しくなるのは、なぜだろう?(笑) 別に私、ディ
アッカファンじゃないんだけどなあ。

◆イザーク、ディアッカ、そしてアスラン。旧ザラ隊の面々が久々に集結。悪態をつきながらも少
し嬉しそうなイザークが微笑ましかったです。そして強い! アスランはスティングと互角以上に
渡り合うし、イザークも頑張ります。さすがのシンもビックリ。歴戦の勇士の力、見せてもらいま
した。前作からのファンとしては大満足です。

◆ステラvsルナマリア、第二ラウンドも決着付かず。この二人はライバル関係になるのかな?

◆ジブリールさん、世界中の情報を察知&黒猫という悪役基本セットを装備(苦笑)。分かり易
いなあ。

◆ユニウスセブン落下の首謀者、サトー。血のバレンタインで娘を失い、コーディネイター至上
主義を掲げたパトリック・ザラを信望し、今なお憎しみを捨てきれない男。アスランももしキラや
カガリがいなかったら、ラクスに導かれなかったら、彼のようになっていたかもしれませんね。戦
争で家族を失い、オーブを憎むシンも一歩間違えば……。

◆タリアも頑張ります。第四話の感想でヒドい事言ってゴメンナサイ。貴方は立派な人です。そ
りゃあシャアも惚れますよ(いい加減、シャアネタはヤメイ)。

◆そしてついに出ました、キラ&ラクス! その視線の先に映るものは、新たな戦いの火種。セ
リフがあったのはラクスだけですが、この分ならキラの本格的な復活も近いかな?

◆次回でミネルバは地球に。思ったより早いですね。地球に落ちたユニウスセブンの破片の行
方も気になります。混迷の時代の始まりを前に、シンは、アスランは、カガリは、そしてキラは…
…?


PHASE−05 癒えぬ傷痕
◆艦長とデュランダル、そういう関係でしたか(苦笑)。みんな一生懸命働いている時に何やっ
てるんだ、あんたらは(いや、休憩中なんだろうけど)。

◆今回はタイトルどおり、戦火の傷が癒えぬ者たちが物語を作ってます。ユニウスセブン落下
の犯人たちも、シンも、カガリも、先の大戦で大切な人たちを失っています。そして、それぞれの
方法でその傷を癒そうとしている。それが例え、新たな戦火を呼ぶものだとしても。しかし今回
のシンの言動は、確実に前作ファンを敵に回しますねえ。シンの言い分も分かるけど、大抵の
視聴者は前作から出ているアスカガの方に感情移入するので、シンに勝ち目無し(苦笑)。これ
も福田監督の計算の内なのかな? だとしたら、今後の展開は?

◆ブルーコスモスの新盟主、ロード・ジブリール登場。コーディネイターを嫌い、再び戦争を起こ
そうとしている彼らも「癒えぬ傷」を抱えているのかもしれません。スポンサー(?)たちが去った
後、ビリヤードのボールを投げつけたジブリールの真意は?

◆イザークとディアッカ、再登場。赤から緑に降格されても、ディアッカは相変わらずのようで。イ
ザークは隊長らしい風格を感じます。もうヘタレとは言えないな。ちょっと寂しい(苦笑)。

◆今のところシンよりずっと目立っている(苦笑)アスラン。彼もまた、未だ癒えぬ傷を抱える者
の一人。憎しみを捨てきれないシンに、昔の自分の姿を見た? ユニウスセブンの落下という
異常事態を前に、ついに出撃を決意。でも乗機はザク(レイ機と同じくブレイズ装備)なのか。議
長&艦長のケチ(笑)。セイバーに乗るかと思ったんだけど、さすがにそう簡単に最新鋭機は渡
せないか。でも、今回の一件でアスランが完全に「復活」したようには見えない。セイバーの登
場は、彼の「完全復活」の時かな?

◆予告ナレーション、最後はMSの名前で締めるのが法則のようですね。(インパルス、ザク、
ジン、ガイア……) そして次週、ついにあの二人が!?


PHASE−04 星屑の戦場
◆今回は戦闘がメイン。デブリ帯という宙域の特徴を生かした駆け引きに注目。

◆ネオとタリア、戦術家としてはやはりネオの方が上ですね。追われる立場でありながら敵を欺
き、見事なトラップを仕掛けている。タリアも部外者であるアスランの策を取り入れるなど、柔軟
な姿勢を見せていますが……。逆に活躍したのはアスラン。やはり実戦経験の差は大きいよう
ですね。いや、タリアも新型戦艦の艦長になるくらいだから、それなりのキャリアは積んでいるは
ずだし……。まあタリアの名誉の為に、これ以上のコメントは控えましょう(苦笑)。

◆デュランダルの事を「ギル」と愛称で呼ぶレイ。やっぱりこの二人には何か関係があるのでし
ょうか? それともレイの片思い?(変な言い方はやめい)

◆アスランは前の戦争の事が少しトラウマになっているようですね。まあ第1話では「カガリを守
るため」にザクに乗っているから、まったく乗れないという訳ではないでしょう。何か切っ掛けが
あれば、というか、なければ困る。セイバーがなかなか出てくれなくて、バンダイが困る(笑)。

◆ルナマリアのアスランへの感情は、アイドルへの憧れみたいなものでしょうね。もし、これが恋
愛感情に変わったら……ド修羅場ですねえ。楽しみだ(オイ)。

◆追撃行はひとまず終了。だが、その一方でユニウスセブンが…! ついに来ました、ガンダ
ムシリーズ伝統の「コロニー落とし」! 第一クールからどんどんやってくれます。視聴者を飽き
させないその姿勢は正しい。でも、後半大丈夫なのかな?

◆次回は皆さんお待ちかなーーーっ!?(なぜ?マークを付ける。笑)のイザーク&ディアッカ
登場! シンたちとの共同戦線になるのでしょうか? そして、眠れるアスランはいつ眼を覚ま
すのか? 次回は彼の「復活」が見せ場になりそうですね。


PHASE−03 予兆の砲火
◆ネオとレイ、ピキーン!という反応や声から考えると、前作のフラガとクルーゼのような因果
関係にあるのでしょうか? でも、クルーゼと違ってネオはレイの存在を知らない? 微妙だな
あ。

◆戦艦での戦いは、艦のパーツそのものを武器にしたネオに軍配が上がりました。不要パーツ
だから問題ないんですけど、その発想が何気なく凄い。パイロットとしてだけでなく、戦略家とし
ても一流。手強いですね。まあ敵が弱いとバトルが盛り上がらないので、この演出は良し!

◆ルナマリアの話から推測すると、アスランたちは「裏切り者」ではなく「前大戦の英雄」として尊
敬されている? それでもジェネシスで地球を死の星にしようとしたパトリック・ザラの息子とは
名乗れませんよね。偽名を使うのは当然だけど、バレバレでした。議長、あっさり見破ってるし。
偽名使ってる意味、最初から無かった? なら、前回のカガリのミスも帳消しかな(苦笑)。

◆戦闘後、「最適化」の為にカプセルの中で眠る三人組。ブロックワードは彼らを縛る見えない
鎖か。ステラは『死』。では残りの二人は? それにしてもネオ、口調はおどけているけど、冷酷
ですね。非人道的な事も平然と言っている。「前のよりは」というのはオルガたちの事を言ってる
のでしょうね。そして気になるのは「我らの名の下にね」という言葉。「我ら」というのは地球軍を
指す言葉なのか、ブルーコスモスなのか、それとも…?

◆最新型MSによる力を求めるデュランダルに抗議するカガリ。そして、それを「奇麗事」と非難
するシン。怖い眼をしています。確かにウズミが連合に屈していれば、シンの家族は死ななかっ
たかもしれないから、彼の怒りは当然かな。それでも一軍人が一国の首相に向かって、あんな
暴言を吐くとは。戦闘が終わったら罰則受けるかも。シンの怒りを受け止めるにはカガリはまだ
まだ未熟。シンとカガリ、そしてアスランが本当の意味で手を取り合う日は来るのでしょうか?

◆次回はデブリ宙域での攻防戦。ブラストインパルスの活躍に期待。予告ナレーションにちょっ
と笑ってしまいました。ザクかよ。スタッフ、遊んでるなあ。


PHASE−02 戦いを呼ぶもの
◆今回はMS戦がメイン。インパルスにカオス、ガイア、アビスたちだけでなく、ザクファントムや
ゲイツ、ダガーLなども動き回っています。何度ブッ飛ばされても立ち向かうガイアと、意外と火
力のあるアビスがカッコ良かったです。ルナマリアは……不運でしたね。次に期待しましょう。そ
れにしても本当に良く動く。これじゃあ製作スケジュールがキツいのも無理ないな。スタッフの皆
さん、頑張ってください。

◆ステラは『死』に対して強烈なトラウマを持っているようですね。それを平然と口にするアウル
と、何だかんだ言ってフォローしてくれるスティング。両者のキャラの違いが良く分かるシーンで
した。家族の死を忘れられないシンと、自らの死を恐れるステラ。この二人が出会った時、どん
なドラマが展開するのでしょうか? 楽しみです。私はシン&ステラを応援します。

◆ついに出ました謎の仮面キャラ、ネオ・ロアノーク大佐。声も同じだし、口調も似ているし、や
っぱり「あの人」なのか? ニュータイプ的な共鳴をするレイとの関係は? 両者とも「あの人」
のクローンなのか、それとも……?

◆アスランの変名はアレックス・ディノ。せっかく変名使っているのに、カガリのせいであっさり正
体判明。おいおい(笑)。やっぱりこの二人は、SEED屈指のバカップルですねえ。でも、そこが
好き(コラコラ)。

◆デュランダル議長やカガリたちを乗せて、ミネルバ発進! で今回は終了。続きが気になると
ころで終わるのは前作からの伝統ですね。前作では主人公たちは追われる立場でしたが、今
回は追う立場。トラブルメーカーを満載して、先行き不安な追撃行の始まりです。さて、これから
どうなる事やら。


PHASE−01 怒れる瞳
◆「我々は一年間、この時を待っていたのだ……!」というSEEDファンの叫びを受けて(笑)、
ついに始まりました、ガンダムSEEDデスティニー。一年間のお祭りの始まりです。大いに騒い
で、そして楽しみましょう!

◆冒頭はシンの悲劇から。うっ……。これはエグい。早速来たか。シンの憎しみの視線はどち
らに向けられているのか? 地球軍か、それともフリーダム?

◆OP、歌も映像も最高! シンたちだけでなく、キラやラクス、イザーク、ディアッカやマリュー
など懐かしい顔も続々登場。そして……えっ? シンとステラが!? これは面白いカップリン
グですね。でも、そうなるとルナマリアの立場が無いぞ(苦笑)。

◆カガリとデュランダルの極秘怪談。カガリも頑張っているけど、政治家としてはやはりデュラン
ダルの方が一枚上。いくらカガリでも、シャアには勝てないか(笑)。力があるから戦争が起こる
のか、戦争があるから力を求めるのか。人類の永遠の命題ですね。さて、デスティニーはこの
問題にどんな結論を出すのか?

◆シンとステラ、第一次接触。ステラがああいうキャラだとはちょっと意外。オルガたちみたいに
キレた奴だと思っていました。そして、強い。スティングやアウルも強いけど、ナイフ一本でコー
ディネイターをなぎ倒す彼女は強すぎ。まさにバトルヒロイン。ルナマリア、敵は予想以上に強大
だぞ。頑張れ!

◆おや、カガリも「ガンダム」って言ってますね。キラから教わったのかな? 一般的な呼称では
ないようだけど。

◆アスラン、ザクで大地に立つ! ザクウォーリア、まさかこんなにカッコいいとは! 一対一な
らガンダムにも勝てるかも。そしてインパルス合体! 一番アクションが派手に出来るソードイ
ンパルスを出してくるとは、スタッフも分かってますねえ(笑)。

◆EDは「あんなに一緒だったのに」風。玉置さんの歌はいいですねえ。けど、OPもEDもやっぱ
り一クールで代わるのかなあ。残念。

◆第一話としては文句無く合格。作画、脚本、演出、全てに秀でています。でも、「ガンダム」と
いう作品は一年間通して見て、評価を決めるもの。最高のオープニングに相応しい物語を期待
しています!

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